総資産3,000万までの道④:高配当株の逆襲編

高配当株の逆襲編 3000万までの道

シリーズその4(2022年~2023年):日本の高配当株が強すぎる
2017年から300万を元手に株式投資を始め、2024年で総資産3,000万を達成するまでの経緯です。

前回の記事はこちら:

2022年:転職し、残業0へ

・大手子会社へ転職し、残業は毎月一桁に
・1年目のためボーナスは満額出ず、年収はダウン
・前職の退職金が50万程出たため、資産額アップに貢献した
・新型コロナに感染したが、民間の保険と会社の共済に入っていたためそれぞれ保険金が出た

株式市場は穏やかだが、TOBとIPOで棚からぼた餅

・TOBに巻き込まれたり、IPOで当たりを引いたりと、ラッキーだった
・TOB銘柄:
  9281 タカラレーベン・インフラ投資法人
  8909 シノケングループ
・IPO銘柄:
  9552 M&A総合研究所
   ※初値:2,510円(公募価格比+1,180円 +88.7%)

2022年の反省点と次年度の方針

・1月の明和産業の手仕舞いから始まり、1か月で+50万の好スタートとなった。
・株価が特別堅調なわけでもなかったが、高配当株で利益を重ねつつTOBなどにも恵まれ過去最高の利益となった(+15%程度?)。
・IPOは外れまくったが、1つだけ大当たり(M&A総合研究所)を引いて10万程度の利益を稼いだ。

・去年から始めた優待重視も奏功し、下落相場のクッションになることに加え、クオカード等日常生活に有用なものをもらえる良さを実感できたので、引き続き狙いたい。
・遂に大台の総資産2,000万に乗ったので、いよいよセミリタイアも視野に入ってきた。
・転職という大きな環境・待遇の変化もあったが、転売でも非課税上限の20万円の利益を得ることができ、総じて好調な年であった。
・次は総資産3,000万円を目指す。

次年度の方針は今年度とほぼ同じとし、+10%の利益を目標とする。

2022年の総資産と年収

・2022年終了時点で総資産2,000万
・2022年最終損益:197万円
(譲渡損益:+143万、配当:54万)※いずれも税引き後
・年収は380万

2023年も、仕事はそこそこ

・引き続き残業は少なく、毎月一桁~20時間程度
・ボーナスも満額出るようになり、年収アップに貢献した
・仕事内容はクソつまらないが、毎日早めに帰れるのでプライベートは充実した

日本高配当株が急騰

・昨年までに集めていた高配当株が再評価され、株価が急騰した
・海外投資家からの資金が集まっていると見られているらしい
・株価が上がったがために、もはや高配当株と言えなくなった銘柄も多く、新規買いや買い増しがなかなかできず、ただ持ち続けることが多い年となった

2023年の反省点と次年度の方針

・未曾有の日本高配当株の絶好調により、大幅に評価額が増加した。(保有の高配当株だけで+50%程度?)
・反面、配当利回りが下落したため追加投資したい銘柄がほとんどなくなってしまった。

・IPOは応募しまくったが外れまくり、大きな利益には繋がらなかった。SBIポイントはついに560を超えたので、そのうち解放したい。
・TOBは4件ほど巻き込まれ、大きな利益を得ることができた(ベネッセ、グローセル、ピーエス三菱(現:ピーエスコンストラクション)など)。
・割安の株はTOBなど思わぬチャンスにも繋がるため、積極的に拾っていきたい。

・総資産は3,000万を目前とし、セミリタイアが断行できる水準となってきた。
・目標のFIRE水準の5,000万も現実的なものとなり、このペースで行けばあと4年程度で達成できる見込み。

・次年度は新NISAが始まるため、さらに大きく追加投資したい。一方、日本株が割高なため、米国高配当株が狙い目か。
・次年度の目標は総資産3,300万円。

次年度の方針はこれまでを踏襲しつつ、+10%の利益を目標とする。
1.配当狙いの長期投資をメインとし、短期(IPO用資金含む)との比率を8:2程度とする
2.長期投資枠では、高配当株に加え連続増配株を狙う
3.長期投資枠では、併せて増配株を集め、キャピタルゲインも狙う
4.新NISA枠では、積立枠では投資信託をフルで埋め、成長枠では投資信託か米国高配当株を狙う
5.資産のうち、引き続き株式の割合を高め、現金300万円前後を残してフルインベストメントに近い形とする
6.株主優待を積極的に狙い、配当利回り+優待利回りが高い銘柄を高配当銘柄同様に集めていく
7.投資額の一部は、割安株を狙いTOBやキャピタル原因による利益も狙う
8.米国高配当株を狙う。ただし、為替リスクを抑えるため極力ドルは積み立てて買う

2023年の総資産と年収

・2023年終了時点で総資産2,700万
・2023年最終確定損益: 155万円
      譲渡損益: 93万
      配当: 62万
      ※いずれも税引き後
・年収は440万

次回、最終回:アッパーマス層の仲間入り編(その5:2024年)に続く。

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