シリーズその3(2020年~2021年):恐怖のコロナショック
2017年から300万を元手に株式投資を始め、2024年で総資産3,000万を達成するまでの経緯です。
前回の記事はこちら:
2020年:コロナ禍の中で
・会社の業績はコロナの影響をもろに受け、ボーナスはがっつり減らされた
・ただし、仕事面ではリモートワークを導入したり業務量自体が減ったりとかなり楽になった
株式投資はコロナショックを直撃
・この頃、1,2銘柄に集中投資しており、チャート下落中の逆張り投資のさなか、コロナショックが直撃
・評価額-50%と大ダメージを受ける
・恐怖に打ちひしがれながらも、損切りせず保有し続けた結果、株価は元の水準に戻る
※今振り返ってみても、あの恐怖でよく売らなかったなと思います。たまたま株価が戻り、その握力のおかげで死なずに済みましたが、今同じことはできないと思います。
・コロナショックの大暴落による恐怖から、チャート分析の本やファンダメンタル、テクニカルの本など色々読み漁る
・その中で、長期投資に関する本にかなり説得力があり、コロナショックの経験もあったことから、インカムゲイン(配当)を重視した長期・分散投資メインに切り替えることを決意
2020年の反省点
・コロナショックを受け、うまく立ち回ることができなかった。
・10年に1度とも言われる買い場をうまく活かせず、2020年10月時点で70万の損切り、加えて30万以上の含み損を抱えることになった。
・敗因は買い増しが早すぎたせいで、大底で資金が底を尽きたこと。
・もっと時間をかけ、分割しながら買い増すべきであった。
・保有している個別株が含み損300万(-50%)になっても、
当初の計画通り配当月の6月まで損切りしない点は評価でき、何とか自分との約束を守った形。強烈な恐怖の中であったが…
・しかし、個別が分の大幅な減配により、買い増しも良い結果に繋がらなかった。
・配当が出る限り、株価が下がるほど利回りが上がるが、
減配になれば株価暴落とのダブルパンチを受けることになる。
2020年最終確定損益:-510,000円(配当含む)
2020年の総資産と年収
・2020年終了時点で総資産1,000万
・年収は330万
2021年:会社の業績は悪化、極端なコストカットへ
・もともと人手に余裕のある大企業であったが、新型コロナウイルスの影響を大きく受け、業績は大幅に悪化した
・ボーナス削減のほか、新入社員の採用を大幅に絞るなど施策転換
・一人あたりの業務量が増え、以前は月20時間程度だった残業が毎月40時間程度になる
・会社の財務に余裕はあるはずだが、会社の行き過ぎたコストカットの姿勢に不信感を持つようになる
・今我慢したとて、将来的に報われる見通しが立たないことから、転職を決意
海運株で大儲け
・コロナ禍の巣ごもり需要で、海運業が大幅な増益となっていた
・配当利回りが驚異の10%超えの銘柄も現れたが、市場では一時的と見られたのか株価は一定以上で頭打ちとなり、その後は上がらなかった
・大型株で配当利回り10%は、一時的である可能性があるとはいえ流石にぶっ壊れていると思い、ptsも活用し増配発表の早い段階で購入
・結果的に、大きな利益を得ることができた
2021年の反省点と次年度の方針
・2021年前半は、本で勉強した成長株が好調であり、約半年で+50万円を達成できた。
・2021年中盤から、急激な増配株が現れ(海運株や明和産業など)、そちらにシフトしていった。
・結局日本郵船は株価が暴騰したため、配当を受けることなく売却して利益確定となった
・明和産業は-40%程の超暴落により大きな含み損を抱えることとなった。
・前年のコロナショックの教訓が生かせず、ナンピンが早すぎたせいで十分な底値圏で買い増しできなかったのは反省点。
・2021年後半からは、前述の影響で資金が足りず売買頻度が減った。
・株主優待銘柄等にシフトし、長期的に利益を積むことができた点は良かった。
以上の反省点と経験から、今年度の方針を継続しつつ、次年度の方針を次のようにする。
1.配当狙いの長期投資をメインとし、短期(IPO用資金含む)との比率を8:2程度とする
2.長期投資枠では、高配当のダウの犬戦略をベースにするが、銘柄数にはこだわらない
3.長期投資枠では、併せて増配株(三菱日立HC、KDDI等)を集め、キャピタルゲインも狙う
4.NISA枠では、最長期間5年間を持ち続ける前提で、高配当株か増配株に集中投資する
5.資産のうち、引き続き株式の割合を高め、フルインベストメントに近い形とする
現時点のイメージでは、次年度のNISA枠の120万を新たに現金から株式用に流入させる
6.株主優待を積極的に狙い、配当利回り+優待利回りが高い銘柄を高配当銘柄同様に集めていく
2021年最終損益:+890,000(配当含む)
2021年の総資産と年収
・2021年終了時点で総資産1,500万
・年収は400万
次回、日本高配当株の逆襲編(その4:2022~2023年)に続く。
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