年収440万の私が総資産3,000万達成までにやったこと

資産3000万までにやったこと 3000万までの道
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今回の記事では、平凡な会社員である私(30歳時点で税引前年収440万)が総資産3000万円を達成するまでにやったことを書いていきたいと思います。

私は配当でも年80万円の実績がありますので、高配当株への投資やサイドFIREを目指している方は参考になるかと思います。

また、総資産3,000万までの全銘柄の譲渡益(キャピタルゲイン)や受け取った配当実績記録については以下の記事から読めますので、ぜひご覧ください。

資産を増やすためにできることは3つだけ【収入・倹約・投資】

資産額・貯蓄額を増やすためにできることは、大きな括りで見るとそれほど多くはありません。
ここでは大きく次の3つ、収入・倹約・投資に分類します。

  • 本業や副業によって収入を増やす
  • 倹約・節約し支出を減らす
  • 株式等に投資する

シンプルですが各項目でやるべきことは多く、総資産額を増やすためにどれか一つではなく総合力勝負となってきます。
例えば、年収1,000万円のエリートサラリーマンだったとしても、家賃が高いところに引っ越したり毎日豪華な外食をしていたりと使い込んでいたら、一向に貯まることはありません。

収入を増やす

労働による収入

多くの方は会社員、公務員等の給与所得者に該当するのではないでしょうか。
私も会社員ですが、年収は決して高くなく、30歳時点で年収440万(税引前)でした。手取りにするとたったの350万程度しかありません。

基本的に年収は所属する組織で決定しますので、年収を上げるためには金払いの良い会社に行くしかありません。
平均年収よりもかなり低いという状況なら、転職を検討しましょう。私も2回転職を経験しています。
ただし、古い大企業の場合は年功序列のケースが多いので、若いうちはほとんど残業代の差が年収の差になるような印象があります。

ちなみに、私は年収よりもワークライフバランスを重視して就職・転職活動をしましたが、結果的にどの会社でも激務部署に配属されたのであまり意味がなかったです。
性格が原因だと思いますが、結局仕事を断れない弱気な人に仕事が押し付けられるんですね。

また、目に見えにくいところですが福利厚生も重要です。特に住居は重要で、社員寮または家賃補助のある会社では、年間50万円程度の支出削減になることもザラにあります。

なお、例外として個人で事業(アプリ・ゲーム開発、漫画、音楽など)を当てることができれば一発で勝負ありでしょう。

副業による収入

私はこれが苦手で、色々調べてみましたが発揮できそうなスキルがないことや身に付けたい分野もなかったことから、注力しませんでした。本業が忙しくて時間を割けないという理由も大きかったです。

余談ですが、よくネットでは本業の残業で稼ぐくらいなら副業に注力した方が将来の収入アップに繋がるというような話を聞きますが、残業するかしないかって自分の裁量で決められなくないですか?
毎日定時で帰ることを自分で決められるようなホワイトな職場なら、最初からFIREなんて目指していないのですが…

不用品の販売

ただし、私が唯一取り組んだものとして、不用品をメルカリ等のフリマサイトでの販売をやっていました。
私は漫画が好きだったので、読まなくなったものや関連グッズ等を出品したところ、年間10万円程度にはなりました。

倹約により支出を減らす

私はこれが一番得意でした。
一つひとつの効果は小さいかもしれませんが、長期間積み重ねていくと大きな差となります。

  • ドコモ、au、ソフトバンク等のキャリアの携帯電話を格安SIMにする
  • ふるさと納税を活用し、可能な限り日用品は買わない
  • タバコは吸わない
  • 酒は飲まない(強制の飲み会があれば難しいですが)
  • 支払いは可能な限りクレジットカード等のキャッシュレスにし、ポイントを貯める
  • できるだけ外食を減らし、自炊する(残業が少ない人向け)
  • お得なキャンペーンを見逃さない(例:コロナ禍のGoTo Eat、新サービス利用によるボーナスポイント等)
  • 無駄づかい、衝動買いをしない(買い物はよく検討してから!)

なお、なにも仙人のような生活をするのではなく、あくまで自分ができる範囲でやるのが続けるコツです。私は慣れてくると質素な生活が当たり前になり、歯磨きや風呂と同じように倹約しないと気持ち悪い状態になってきました。

【家、車】大きな出費で即死級の危険性

私が蓄財できた大きな理由の1つとして、大きな出費をしなかったことが挙げられます。
これは賛否があるとは思いますが、家と車は買わないに越したことはないです。

もちろん、家族がいることや地域性による必要性は理解しています。
実際、私は地方在住ですが、職場で車を持っていないのは私だけで、異常者のような目で見られていました。「こんな田舎を車無しでどうやって生活してんの?」みたいな感じです。ただ、私はバイクと自転車を持っていたので、それでどうにかやり過ごしていました(なお冬は積雪で終わる模様)。

特に家は、定年までローンを組むことになると、蓄財においては再起不能の一発退場となり得ます。
本来であれば、株式等に投資して配当をもらいたいのに、ローンではそれと逆のことをやってしまうんですね。つまり、こちら側が利子を支払わなければならないということです。
家を買った場合、いずれは蓄財・FIREをしたいならば、収入を大きく上げるしかありません。
それが無理ならば、持ち家と自由とを天秤にかけて、いずれかを捨てる覚悟を持つ必要があります。

無駄づかいを思いとどまるコツ

これは紹介されている発信者も多いので聞いたことのある方もいるかもしれませんが、私自身効果が高かったので紹介します。それは、お金を使う前に

その金額を得るために必要な元本はいくらか?

を考えることです。
例えば、コンビニで何気なく買おうとしている500円の高級スイーツがあったとします。これを「ちょっとしたご褒美」と思って買うのもいいのですが、ここで一度立ち止まって考えます。

年利5%の配当を生む投資でこの500円を得るには、いくらの元本が必要か?

答えは、500 ÷ 0.05 = 10,000円です。
つまり、500円のスイーツを「何の気なしに」消費するということは、1万円というお金を働かせて得られる利益をその場で使い切るということと同じなのです。

これを意識しはじめてから、「これは本当に今使うべきお金なのか?」と自然と考えるようになり、無駄な出費をぐっと抑えることができました。

もちろん、楽しみのための支出がすべて悪いわけではありません。大切なのは、「使うときに意識して判断する」ことだと思います。何となく習慣でお金を使ってしまっている人には、ぜひ一度試してみてほしい考え方です。

また、この考え方の副産物として、今まで以上にモノの本質的な価値を見抜こうとする癖がつくようになりました。

なお、あくまで嗜好品に対する考え方で、生活必需品にまで適用するものではありません。

株式等に投資して増やす

私は倹約の次に得意としています。
ちゃんと計算はしていませんが、恐らく9年間のトータルではインデックスよりも成績がいいのではないかと思います。

資産を増やしたければ、投資は必須です。
私が総資産3,000万を達成したとき、そのうち約1,000万近くは株式投資による利益です(確定分と含み益を合わせて)。

ただし、投資においては大きく勝つことよりも負けないことが重要です。
株は長期で持ち続ければ、含み損が出ていても逆転できる可能性があるのが良いところです。
このため、再起不能の致命傷を負わないためにも、ある程度の分散は必須であると考えます。

なお、私は債券やゴールドは選択肢に入れず、投資信託含む株式とJ-REIT等に投資していました。
資産額が小さいうちはそこまで守りに入る必要がないと思ったのと、長期的には株式が圧倒的なリターンをもたらすというデータを見ていたからです。
※以下の2冊の影響が大きいです。過去記事でも紹介していますので、ご参照ください。

NISAの活用

株式投資をするなら新NISAは必ず活用しましょう。私は旧NISAからやっています。
調べるのが面倒な方は、次のいずれかの投資信託商品で良いでしょう。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

また、連続増配株や高配当株も良い選択肢だと思います。
私は積立投資枠を投資信託に、成長投資枠は個別株に使っています。

iDeCoまたは企業型DCの活用

会社で企業型DC(企業型確定拠出年金)があればそれを、なければiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用しましょう。
企業型DCは、会社が掛金を一部補助してくれるもので、iDeCoは個人で掛金を拠出します。

なお、投資対象は前述の理由から株式をお勧めします。

まとめ:蓄財はシンプルだが長期的には圧倒的な差に!

以上、私が総資産3,000万円を貯めるまでにやってきたことを記載しました。
やったことはシンプルで、大きく次の3つです。

  • 本業や副業によって収入を増やす
  • 倹約・節約し支出を減らす
  • 株式等に投資する

私が同世代の平均年収程度の平凡サラリーマンであるにもかかわらず資産を貯めることができたのは、倹約と投資による部分が大きかったです。

1日単位で見ればほとんど差はありませんが、数年後には大きな貯蓄額に、10年後には何もやっていない人には逆転不可能なくらいの差がつきます。

FIRE・サイドFIREを目指している方はぜひ参考にしていただけたらと思います。

*投資判断は自己責任にてお願い致します

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