ブリティッシュ・アメリカン・タバコ (BTI)が強すぎる【高配当株】

BTI 米国株
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トランプ関税ショックでも耐えたBTIの株価

2025年4月、米国のトランプ大統領による関税発言で株式市場が急落しました。特にテクノロジー株は強烈な下落に見舞われた一方で、意外にもBTIの株価は下げ渋り、むしろその後に年初来高値を更新するという展開になっています。

高配当株としての底堅さを再認識させられる動きでした。

私のBTIへの投資状況とリターン

配当利回りが非常に高く、2025年5月現在で7%程度となっております。
私は配当利回り9%代のとき(2024年前半)に多めに購入できたため、配当+株価上昇で大きなリターンをもたらしてくれています。

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BTIの評価益

つい最近まで酷評されていたタバコ株

現時点では結果的に上記のようなリターンとなっておりますが、タバコ株はリスクも高く、法規制や訴訟問題など多くの問題を抱えています。このため、株価が下落基調で30ドル前後をウロウロしていたときは、「配当利回りが高いのは今だけだ」とか「賠償金などを払っていたら今の利益を維持できるわけがない」などとボロカス言われていました。

実際、例えばイギリスでは2009年以降に生まれた人を対象に紙巻きたばこの販売が禁止されるなどの法案が成立しています。
しかし、アジア圏などその他の国々では吸われ続けていることや、今後すぐに全面禁止になることはないという判断から、勇気を出して買ってみました。

今は株価が上昇基調ですので買い増す気にはなりませんが、トランプ関税ショックの時にテクノロジー株(テック株)が強烈な下落に見舞われている中、タバコ株が耐えているのを見ると、リスク分散の意味でも買ってよかったなと思います。

その他のタバコ株と利回りについて

タバコ株でいうと、アルトリア・グループ(MO)の株価も、BTIと似たような動きとなりました。こちらも配当利回りが高く、現在保有中です。
いずれも集中投資はハイリスクとなるためオススメできませんが、資産の一部として保有するのであれば検討する価値はあります。
日本株とは異なり、上記の銘柄の配当は四半期ごとの振込となりますが、利回りの高さに振り込まれるたびに驚きます

余談ですが、私は日本たばこ産業(JT)も保有していますが、BTI・MOの配当水準と比べるとやや見劣りするかもしれません。

ADR銘柄における注意点

なお、BTIはADR銘柄(※)のため管理手数料がかかったり、配当金がポンドベースのため英ポンド/米ドルの為替の影響を受けるなど注意点が多いため、購入を検討される方は良く調べてみることをお勧めします。
※ADRとは、アメリカ市場で外国企業の株式を売買するための証券です。BTIはイギリスの会社です。

*投資は自己判断にてお願い致します

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