ドコモのガラケー(従来型の携帯電話)の使用期限が2026年3月に迫っています。
これは、NTTドコモの「FOMA(3G)」・「iモード」のサービス終了に伴うものです。
今回の記事では、乗り換え先として、コストパフォーマンス面で有力な候補となる日本通信をご紹介します。
私自身、ドコモのガラケーから日本通信へのMNPを検討しています。
回線の切り替え先を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
本記事は2025年7月時点の情報です。最新の情報については、公式ページをご確認ください。
日本通信のプラン概要
料金・プランの一覧は、次の通りです。
個人的には「合理的みんなのプラン」が最もバランスが取れていると感じ、これを利用しようと思っています。しかし20GBで1,390円は安いですね。私が使っているガラケーの月額料金とほぼ変わりません。
合理的シンプル290プラン | 合理的みんなのプラン | 合理的50GBプラン | ネットだけ!プラン | |
概要 | 1GBがついて290円。かけ放題を加えても1,890円の「小容量」プラン。 | 「平均的」な利用データ量と通話をカバーする、みんなが使いやすいプラン。 | 毎月使うデータ量が「やや多い」方にぴったり。たっぷり使えるプラン。 | データ通信専用。1,200円で20GBまで利用可能。1GB以下の月は119円。 |
月額基本料 | 290円 | 1,390円 | 2,178円 | 1,200円 |
データ量 | 1GB | 20GB | 50GB | 20GB |
無料通話 | なし | ・通話5分かけ放題 ・月70分無料通話 のどちらかを選べる | ・通話5分かけ放題 ・月70分無料通話 のどちらかを選べる | 通話なし・ データ専用 |
追加できる通話定額オプション | ・通話5分かけ放題オプション(+390円) ・月70分無料通話オプション(+390円) ・通話かけ放題オプション(+1,600円) | ・通話かけ放題オプション(+1,600円) | ・通話かけ放題オプション(+1,200円) | 通話なし・ データ専用 |
追加データ | 1GBあたり220円 | 1GBあたり220円 | 1GBあたり220円 | 20GBあたり1,200円 |
音声通話対応の「合理的プラン」の共通仕様は、次の通りです。
国内通話料 | 30秒11円 |
---|---|
対応SIM | eSIM または SIMカード |
対応ネットワーク | ドコモ LTE(4G) / 5G |
通話に関して | 高音質VoLTE/VoLTE(HD+)に対応 通話専用アプリが不要 |
なお、日本通信のプランの最新情報は、必ず公式ホームページからご確認ください。

MNPとは?
MNP(Mobile Number Portability:携帯電話番号ポータビリティ)は、現在利用している電話番号を変えずに、他の携帯電話会社に乗り換えることができる制度です。これにより、利用者は電話番号変更の通知といった手間を省き、より料金の安いプランや魅力的なサービスを提供する会社へ移行することができます。
ドコモから日本通信への乗り換え手順概要
まず、ガラケー端末は日本通信のSIMでは動作しないため、新しいスマートフォンを事前に用意する必要があります。
その後、同じ電話番号でドコモのFOMA端末(ガラケー)から日本通信(新スマホ)へ乗り換えるには、MNPワンストップ方式にて申し込むと簡単です。
MNPワンストップ方式は、自分でMNP予約番号を取得する必要がない方式です。
MNP予約番号には有効期限(発行日を含めて15日間)があります
- 申込みの時点で有効期間が7日間以上残っている必要があります。
- もし不備などがあり、本人確認の完了までに有効期限に達してしまった場合は、再度予約番号を取得する必要があります。
乗り換えの大まかな流れは次のとおりです。
① ドコモ側でMNPの手続きを実施
ドコモ側にて、MNPの手続きを行います。※詳細は下記公式ホームページ参照
- 電話の場合:151(ドコモの携帯から)
- Webの場合:My docomoから手続き可能(※一部契約では不可)
② 日本通信でSIMを申し込む
日本通信の公式サイトにアクセスし、希望のプランを選んで申し込みます。SIMカードは通常3日程度で出荷されます。
③ SIMカードが届いたら開通手続き
SIMが届いたら、開通手続きを行います。スマートフォンにSIMカードを差し替え、日本通信のマイページから「回線切り替え」を行います。
なお、MNPツーストップ方式で申し込む場合、自分でMNP番号を取得する必要があります。
ツーストップ方式は、従来のMNPの方法です。
契約中の事業者(本記事のケースではドコモ)へ自分自身でMNP予約番号を発行を申請してから、その予約番号を使って日本通信で契約手続きをする方式
詳細については各社公式サイトから最新の情報をご確認ください。

まとめ
本記事では、ドコモガラケーのサービス(FOMA・iモード)が2026年3月に終了するのに伴い、有力な乗り換え先の候補となる日本通信の料金プランについてご紹介しました。
日本通信はコストパフォーマンスが高く、通信量が過度に多くなければ有力な選択肢になると思います。
サービス終了までまだ時間があるとはいえ、直前になると混雑が予想されるため、早めに準備・乗り換えの検討を始めることをおすすめします。
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