【配当王】アルトリア・グループ(MO)も強い

アルトリアグループ(MO) 米国株
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トランプ関税ショックでも下げ渋ったMO

前回ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)の記事を書いたので、ついでにアルトリアグループ(MO)についても書いていきます。

MOもBTIと同じく、トランプ関税ショックの際に株価は下げ渋り、その後むしろ高値を更新しようかという展開となっています。

ディフェンシブ株の強さが際立った格好です。

アルトリア・グループとは?

アルトリアグループ(MO)は、全世界でも屈指のタバコ会社です。もともと「フィリップモリス」という社名でしたが、後に別会社としてフィリップモリスインターナショナル(PMI)を分離しました。
アルトリアがアメリカ国内担当、フィリップモリスインターナショナルがアメリカ以外を担当しているようなイメージです。
なお、PMIも上場しており、投資することができますが、株価がかなり上昇しておりMOと比較すると配当利回りは低くなっています。

圧倒的な配当利回りと私の運用状況

MOは配当利回りが非常に高く、2025年5月現在で6.8%程度となっております。
米国の高配当株投資家にとってはベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)などと並びおなじみの銘柄ですね。

私は平均取得単価が44.92ドルのため、配当+株価上昇で大きなリターンとなっています。

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MOの評価益

タバコ株ゆえのリスクには注意

こちらの記事では詳しく記載しませんが、MOも例によってタバコ株のためリスクも高く、法規制や訴訟問題など多くの問題を抱えています。
こちらもBTIと同じく、株価が下落基調のときはボロカス言われていましたが、たばこ事業の持続性を鑑み購入に踏み切りました。

特にMOは、アメリカ国内の事業に集中していますので、法規制のリスクが他のタバコ株よりも高くなっていると思います。
フィリップモリスよりも株価が軟調なのはこれが大きな要因であると考えています。

配当王としての魅力

なお、MOは55年連続で増配している配当王銘柄です。配当王とは、50年以上連続で増配し続けている企業のことです。
日本では配当王銘柄は一つもありませんが、アメリカではなんと数十社もあります。
MOの配当性向は8割程度と、まだ配当を維持できる力があると見ていますので、今後も保有し続けていきたいと考えています。

余談ですが、25年以上連続で増配している銘柄を配当貴族と呼びます。
日本では長らく花王(35年)のみでしたが、最近ようやく増えてきました。
SPKが26年、三菱HCキャピタルと小林製薬が25年連続増配です。

高配当が魅力のアルトリアですが、前述の通りリスクも高いため、購入を検討される方は財務状況等も含めて良く調べてから判断なさってください。

MOも集中投資ではなく、ポートフォリオの一部として保有するのが現実的でしょう。

*投資は自己判断にてお願い致します

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