今回の記事では、管理人が保有している、株主優待がもらえるおすすめの銘柄を3つご紹介します。
株主優待でクオカードが欲しい方や、配当金も同時に狙いたい方の参考になれば幸いです。
今回紹介する銘柄は、高配当株・増配株を基準として選定した結果、ついでにクオカードももらえるというスタンスで見ていきます。
クオカードのおすすめの使い道については以下の記事で紹介しています。
①リコーリース(8566)
まず紹介するのが、連続増配株としても有名なリコーリースです。(25年連続増配中)
権利確定月は3月です。
100株以上の保有で2,000円のクオカードがもらえますが、保有株数や保有年数によって、以下の通りグレードアップします。連続増配株なので、長期的に配当を受け取りながら株主優待ももらうという戦略に非常にマッチします。
100株以上300株未満を保有の場合
- 100株以上を1年以上3年未満継続保有(株主名簿に連続3回以上7回未満記載)の場合、4,000円相当のクオカード
- 3年以上(株主名簿に連続7回以上記載)の場合、5,000円相当のクオカード
300株以上を保有の場合
- 1年以上3年未満継続保有(株主名簿に連続3回以上7回未満記載)の場合、8,000円相当のカタログギフト
- 3年以上(株主名簿に連続7回以上記載)の場合、10,000円相当のカタログギフト
※カタログギフトは食料品・雑貨・クオカード等より1点選択
なお、最近の話で、同業他社のみずほリースが株主優待で同じくクオカードを実施していましたが、2023年3月分を最後に廃止となってしまいました。将来的にリコーリースも廃止となる可能性がありますので、そのリスクについては十分ご注意ください。
リコーリース:株価データ(2025年7月7日時点)
項目 | 数値 |
---|---|
株価 | 5,220円(7月7日終値) |
配当利回り | 約3.54 %(予想) |
1株配当(会社予想) | 185円(2026年3月期) |
配当性向(実績) | 約35.4%(2025年3月期) |
予想PER | 約12.2倍 |
優待利回り (100株1年未満保有) | 約0.38% |
優待利回り (100株3年以上保有) | 約0.96% |
こうしてみると、長期間保有していると利回りの上昇率が凄いですね。私自身は既に100株を3年以上保有していますので、5,000円分のクオカードが届くのですが、この金額分をもらえる銘柄はあまりありません。かなりのインパクトを感じますし、使い道を考えるのが楽しいです。
②OCHIホールディングス(3166)
OCHIホールディングスは、住宅建材の中堅の卸売業です。九州を地盤としていますが、M&Aで全国へ展開中です。建材事業のほか、環境アメニティ事業、加工事業、エンジニアリング事業を柱としています。
100株以上の保有で2,000円のクオカードがもらえます。
権利確定月は3月です。
OCHIホールディングス:株価データ(2025年7月7日時点)
指標項目 | 内容 |
---|---|
株価 | 約1,404円 |
配当利回り | 3.85%(予想) |
1株配当(会社予想) | 54円(2026年3月期) |
配当性向(実績) | 約67.4%(2025年3月期) |
予想PER | 約15.21倍 |
優待利回り(100株保有) | 約1.42% |
③RYODEN(8084)
RYODENは、三菱電機系の商社です(RYO=菱、DEN=電)。FA、ビル昇降機、空調から半導体まで幅広く手掛けています。
2017年には減配になりましたが、長期的には増配傾向にあり、株主還元にも積極的な企業なので、株価下落のタイミングで狙いたい銘柄です。
100株以上の保有で2,000円のクオカードがもらえますが、保有株数や保有年数によって、以下の通りグレードアップします。権利確定月は3月です。
株数 | 優待内容名 |
---|---|
100株以上 | クオカード2,000円相当 ※3年以上継続保有の場合、3,000円相当 |
1,000株以上 | クオカード3,000円相当 ※3年以上継続保有の場合、5,000円相当 |
RYODEN:株価データ(2025年7月7日時点)
指標項目 | 内容 |
---|---|
株価 | 2,742 円(7月7日終値) |
配当利回り | 4.96%(予想) |
1株配当(会社予想) | 136 円(2026年3月期) |
配当性向(実績) | 約49.3%(2025年3月期) |
予想PER | 約12.3倍 |
優待利回り(100株保有) | 約0.73% |
まとめ
今回の記事では、管理人がおすすめする、株主優待としてクオカードがもらえる銘柄について紹介しました。
- リコーリース(8566):100株以上の保有で2,000円相当のクオカード
※長期保有でグレードアップあり - OCHIホールディングス(3166):100株以上の保有で2,000円のクオカード
- RYODEN(8084):100株以上2の2保有で2,000円相当のクオカード
※長期保有でグレードアップあり
なお、株主優待には廃止のリスクがあることはご注意ください。特にクオカードは、他の優待と比較すると廃止されやすい傾向にあります。また、株主優待の廃止が発表されると、株価が急落しやすく、ダブルパンチを食らうことになります。
※クオカードが廃止されやすい理由として、その企業独自の製品・サービスではないことから、「株主の平等性の再検討」や「企業の業績悪化」があった際に見直されやすいことなどが挙げられます。
株主優待のクオカードは、あくまで配当のついでにもらえたらラッキーくらい捉えておくのが賢明かもしれません。
今回ご紹介した株主優待の制度は変更となる可能性がありますので、必ず最新の情報を各企業のホームページにてご確認ください。
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